こんにちは。
角田光代さん「月と雷」
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子どもの頃からの生活が自分の「普通」になっていきますよね。
何を食べて、どんな服を着て、どこで遊んで、何時に寝て…
成長していくうちに、当たり前になっていく日々が多少友達と違っていることに気づいていきます。
この「生活」の違いが大きいと一緒に暮らすのは難しいのかもしれません。
主人公の智は、モテるけどふつうのことがふつうにできなくてフラれる。
20代前半くらいまでの自分なら意味不明だったと思いますが、今ならわかる気がします。
角田さんの小説はタイトルが面白いことが多いです。
「月と雷」
小説の中でこのワードは出ていなかったと思います。
月も雷も光って見えるけど、月は太陽の反射で光って見えているだけ。
雷は光を発生させています。
そういう意味かはわかりませんが、私も実感したことがあります。
読んでいただき、ありがとうございました。