こんにちは。
吉本ばななさん「キッチン」
ベストセラーなので、読んだことがある方も多いと思います。
台所好きの私は、この小説の冒頭から大好きです。
文章がさらさらと心地よくて、詩を読んでいる気分になることが何度もあります。
内容は書きませんが、おすすめ。
1991年1月福武書店、1991年10月福武文庫、1998年6月角川文庫刊行。
2002年に新潮文庫刊行。文庫版あとがき、吉本さんが書いた「そののちのこと」が印象的でした。
吉本さんは、たくさんの人に読んでほしいとは、もちろん思ったと思いますが、本が売れてほしいのではなく、伝えたいことがあるのだと思いました。
小説には、なにかしらのメッセージがあるのでしょうね。
自分には何ができるか。考えたくなってきます。
読んでいただき、ありがとうございました。