こんにちは。
紺野キリフキさん「ツクツク図書館」
ファンタジー小説です。
好みが分かれると思いますが、私は大好きです。
つまらない本しか置いていない図書館で働く着ぶくれた女、館長、運び屋、語学屋、幼稚園児の戻し屋。
ずっと不思議で、ずっと楽しいです。
紺野さんの書く文章が好きです。
さっぱりした文章で、何度も笑わせてくれます。
のんびりした中でも、小説家とか小説を書くことに対しての文章には、緊張感があって、強いメッセージを感じることが何度かありました。
紺野さんは、書くことにに対して真面目で、誇りを持っているのだと思いました。
読書は好みなので、世の中の全員がつまらないと思う小説も、全員がおもしろいと思う小説も、多分ないです。
独特な作風ですが、私はもっともっと読みたいなと思いました。
読んでいただき、ありがとうございました。