こんにちは。
原田宗典さん「こんなものを買った」
1991年~1992年に毎日新聞で連載されていた原田さんのエッセイ。
毎回買ったものとエピソードが書かれているのだが、今から約30年前の話なので買い物に登場するものに懐かしいものが多い。
ハエたたき、カメラのフィルム、8ミリビデオのテープ、なんだか時代の流れを感じる。私は東京に住んだことはないのだが、イオカードというのは今でいうSuicaのようなものだろうか。
原田さんは買ってみたが、降りた駅がまだイオカードが使えない所で便利さを感じなかったようだが、いろんな挑戦と進化があって今があるのだと改めて思う。
原田さんの親しみやすい人柄が前面に出だ楽しいのエッセイなのだが、月日が経つと時代を振り返る社会的な書物のような気がしてしまう。
読んでいただき、ありがとうございました。