瀬尾まいこさん「僕の明日を照らして」

こんにちは。

瀬尾まいこさん「僕の明日を照らして」

親が子を虐待するお話。

 

読んでいて、性格の良し悪しとは何なんだろうかと考えた。

例えば優しさにも種類がある。

怒る優しさ、励ます優しさ、冗談で笑い飛ばす優しさ、敢えて触れない優しさなどなど。

 

受け取る方も、厳しい、鬱陶しい、酷い、冷たいなどと感じてしまう場合もある。

 

その人がその時ほしい優しさは、それぞれだし、同じ言葉を言っても相手によって違いがある。

どんな言動で伝えるか。選択肢は山ほどある。

 

人間関係とは難しい。

これを日々積み重ねているのだからストレス社会という言葉は頷ける。

 

瀬尾さんの小説は、もう少しゆるめが私には好ましいのだが、何かに苦しんでいる方のヒントになればと思う一冊だ。

 

読んでいただき、ありがとうございました。