こんにちは。 笑い飯哲夫さん「銀色の青」 銀色の青 作者:笑い飯 哲夫 サンマーク出版 Amazon 好きなお笑い芸人をきかれたら、笑い飯と答えている私だが、哲夫さんの小説「銀色の青」は私にはちょっと合わなかった。 お笑い芸人さんの小説だと、劇団ひとりさ…
こんにちは。 古内一絵さん「きまぐれな夜食カフェ」 きまぐれな夜食カフェ - マカン・マラン みたび (単行本) 作者:古内 一絵 中央公論新社 Amazon 「マカン・マラン」シリーズ第3弾。 この夜食カフェはどんどん進化していっている。 いくらでも読めちゃい…
こんにちは。 古内一絵さん「女王さまの夜食カフェ」 女王さまの夜食カフェ - マカン・マラン ふたたび 作者:古内 一絵 中央公論新社 Amazon 「マカン・マラン」シリーズ第2弾。 漫画みたいな小説で、楽しく読み進められる。 シリーズものだと最初の1冊が…
こんにちは。 古内一絵さん「マカン・マラン」 マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ 作者:古内一絵 中央公論新社 Amazon 「マカン・マラン」は夜食という意味らしい。 食べ物系の小説で、ゆるくて読みやすい。 長編で話は繋がっているけど、一話ずつ主人公…
こんにちは。 「女ともだち」文春文庫 女ともだち (文春文庫) 作者:村山 由佳,坂井 希久子,千早 茜,大崎 梢,額賀 澪,阿川 佐和子,嶋津 輝,森 絵都 文藝春秋 Amazon 女性作家8名の短編小説集。 私は、大崎梢さんの小説がお気に入り。 女同士の距離感って難し…
こんにちは。 千早茜さん「男ともだち」 男ともだち (文春文庫) 作者:千早 茜 文藝春秋 Amazon テーマは夢と男だろうか。 アラサー女性が主人公。 面白くてどんどん読めちゃうのだが、私は絶対に主人公とは友達にはなれない。 登場人物は、恋人から友達まで…
こんにちは。 千早茜さん「あとかた」 あとかた (新潮文庫) 作者:千早 茜 新潮社 Amazon ジャンルは恋愛。 恋愛という不確かなものをどう見極め、成就させ、継続させて、確かなものにしていくのか。 全部人それぞれな気もするし、彼氏彼女、結婚など定型があ…
こんにちは。 千早茜さん「桜の首飾り」 桜の首飾り (実業之日本社文庫) 作者:千早 茜 実業之日本社 Amazon 短編小説。 桜にまつわる話。 千早さん短編もいい。 ひとつ内容を書いてしまおう。 彼女、彼氏、妻、夫など自分のパートナーに服装だったり、髪型だ…
こんにちは。 群ようこさん「しあわせの輪」 しあわせの輪 れんげ荘物語 作者:群 ようこ 角川春樹事務所 Amazon れんげ荘シリーズ第8弾。 月10万円で暮らす。無職。独身一人暮らし女性。 今回は終活を思わせる内容だった。 そりゃそうだよな。 仕事を40代と…
こんにちは。 千早茜さん「透明な夜の香り」 透明な夜の香り (集英社文庫) 作者:千早茜 集英社 Amazon 私の好みの小説だった。 読みやすく惹きつけられる。 少人数の狭い世界、特殊な仕事、登場人物たちの背景が少しずつ明かされて、物語は進んでいく。 読書…
こんにちは。 千早茜さん「ガーデン」 ガーデン (文春文庫) 作者:千早 茜 文藝春秋 Amazon さくさくさくっと流し読みした。 内容は、OLが主人公の少女漫画で読んだことがある感じの展開なのだが、またちょっと違う。 主人公は男性で、自分の世界を生きてい…
こんにちは。 町田そのこさん「星を掬う」 星を掬う (中公文庫) 作者:町田そのこ 中央公論新社 Amazon びっくりするくらい泣いた。 小説を読んで泣くことはよくあるのだが、もしカフェとかで読んでたら間違いなく人に声を掛けられるくらいのレベルで泣いた。…
こんにちは。 千早茜さん「神様の暇つぶし」 神様の暇つぶし (文春文庫) 作者:千早 茜 文藝春秋 Amazon 濃厚な恋愛小説。 それは世の中にたくさん存在する。 私もいくつか読んだ。 千早さんの言葉の表現だったり、登場人物たちと交錯していく日常や恋愛観が…
こんにちは。 千早茜さん「森の家」 森の家 (講談社文庫) 作者:千早茜 講談社 Amazon 生まれ育った環境が自分の中の最初の当たり前をつくりだす。 子どもの頃から複雑な思いをして生きてきた人にどうしても超えられない壁を感じた経験は私もある。 小さい頃…
こんにちは。 綿矢りささん「勝手にふるえてろ」 勝手にふるえてろ (文春文庫) 作者:綿矢 りさ 文藝春秋 Amazon 恋愛って実際に起きていることよりも妄想の方がはるかに多くの物語が頭の中を巡っている気がする。 最大限にポジティブな自分都合の妄想をし、…
こんにちは。 千早茜さん「魚神」 魚神 (集英社文庫) 作者:千早茜 集英社 Amazon 切なくて、切なくて、切なくて。 どこまでも切ない。 私が歴史系の小説をあまり読まないのは、身分によって悲しい運命が描かれたりするからだ。 現代も貧富の差によって生まれ…
こんにちは。 早見和真さん「店長がバカすぎて」 店長がバカすぎて (ハルキ文庫) 作者:早見和真 角川春樹事務所 Amazon 書店での話だが、全ての働く人に共感する部分があると思う。 本当に謎なのは、一緒にアルバイトや平社員だった人が出世し、立場が変われ…
こんにちは 千早茜さん「さんかく」 さんかく 作者:千早茜 祥伝社 Amazon 食べ物を軸に物語は進んでいく。 おいしそうな食べ物を食べながら、みんないろんなことを考えている。 生活に欠かせない食。 食べ物の好みが合う人との食事は楽しい。 食べ物を食べ物…
こんにちは。 町田そのこさん「夜明けのはざま」 夜明けのはざま 作者:町田そのこ ポプラ社 Amazon 舞台は葬儀屋さん。 町田さんが描く苦悩は、やっぱり惹きつけられる。 好きになった相手に対して、尊敬できる出来事とか感動した場面っていうのは、1つや2…
こんにちは。 伊坂幸太郎さん「マイクロスパイ・アンサンブル」 マイクロスパイ・アンサンブル (幻冬舎単行本) 作者:伊坂幸太郎 幻冬舎 Amazon 伊坂さんの小説は、私はハラハラして読むことが多い。 だけど、この小説はなんだかのんびりと読み進めることがで…
こんにちは。 瀬尾まいこさん「その扉をたたく音」 その扉をたたく音 (集英社文庫) 作者:瀬尾 まいこ 集英社 Amazon この話の軸は「時間」だと思う。 人生において、早いとか遅いってある。 人間はどんどん老化していくし、いつか死ぬ。 子どもの頃は、元気…
こんにちは。 一田憲子さん「暮らしに必要なものは、自分で決めていい。」 暮らしに必要なものは、自分で決めていい。 作者:一田憲子 秀和システム Amazon 一田さんの衣食住のアイテムとそれを選んだ理由が書かれている。 最初の方で、ブランド品じゃなくて…
こんにちは。 角田光代さん「ちいさな幸福」 ちいさな幸福 (講談社文庫) 作者:角田 光代 講談社 Amazon 1話が短くてサクサクっと読みやすい。 すべて恋愛のはなし。 一番印象に残ったデートだったり、過去の経験でこれが私の恋愛だっていう話はただただ普通…
こんにちは。 角田光代さん「銀の夜」 銀の夜 (光文社文庫) 作者:角田 光代 光文社 Amazon 10代の頃から女同士の友情というのは、既婚、未婚、子どもの有無で変わってくると聞いてはいた。 あれは、やはりあっているのかもしれない。 それが違うと、どんなに…
こんにちは。 麻布競馬場さん「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」 この部屋から東京タワーは永遠に見えない (集英社単行本) 作者:麻布競馬場 集英社 Amazon とても短い短編がたくさん。 ショートショートくらい短くてサクっと読める。 高学歴だけど…
こんにちは。 凪良ゆうさん「すみれ荘ファミリア」 すみれ荘ファミリア (講談社タイガ) 作者:凪良ゆう 講談社 Amazon 私はアパート系の小説が好きだ。 住んでいる住人1人1人に生活や物語があり、どんどん世界が広がっていくのが読みやすくわかりやすいから…
こんにちは。 町田そのこさん「ぎょらん」 ぎょらん(新潮文庫) 作者:町田そのこ 新潮社 Amazon 食べ物の味を食べ物で例えるのは良くないらしいが、影響力のない私のブログでは好きにやっていこうと思う。 読んでいる前半から東野圭吾さんの「夢幻花」が思…
こんにちは。 角田光代さん「まどろむ夜のUFO」 まどろむ夜のUFO (講談社文庫) 作者:角田光代 講談社 Amazon 短編小説。 怪奇現象とかそういう感じの話。 そういう現実のような、定かではない話というのは人に伝えるのが非常に難しいと思う。 かなりの流し読…
こんにちは。 吉本ばななさん「哀しい予感」 哀しい予感 作者:吉本ばなな 幻冬舎 Amazon 私がイメージする吉本ばななさんの世界観が強い物語。 どちらかというと暗い世界。 この世界をたまに味わいたくなる。 自分が思っていることと、相手が思っていること…
こんにちは。 角田光代さん「菊葉荘の幽霊たち」 菊葉荘の幽霊たち (ハルキ文庫) 作者:角田光代 角川春樹事務所 Amazon 人は、何を手掛かりに人を好きになるのだろうと思った。 自分の望むものくれる人、優しさだったり、居場所だったりするのか。 でも、何…