こんにちは。
角田光代さん「銀の夜」
10代の頃から女同士の友情というのは、既婚、未婚、子どもの有無で変わってくると聞いてはいた。
あれは、やはりあっているのかもしれない。
それが違うと、どんなに気が合う友達でも悩みが全然違ってきて、相手の状況が全く未知のものになってくるのだ。
「銀の夜」は、女の子3人が学生の頃から大人の世界に入っていくので、私のような平凡な人生とは違うけれど、それでもなんかわかるなと思う。
私から見たら3人とも「金」な気がするけど、どこか不完全燃焼なのかもしれない。何かを手に入れてもそれを失わないことは難しい。
だけどやっぱり私は何かを手に入れるって難しいと思う。
トントン拍子で進んでしまうと、欲も出るのだろうか。
読んでいただき、ありがとうございました。