こんにちは。
角田光代さん「わたしの容れもの」
老いについて書かれたエッセイ。
角田さんのエッセイは、のんびりとゆるゆるしていることが多いのですが、8話に1回くらいの確率で、すごく核心をついてくる。
人間結局は、気の持ちようなのだ。
私も中年という年齢になり、思うことはたくさんある。
私の日々には、だいたい本とスピッツがある。
今日は、スピッツの「みなと」を聴いた。
歌詞に、ゼロから百までやり直す とある。
イチじゃなくて、ゼロなのがいい。
中年となり、ゼロからなことは減った。
ゼロからものを見るのは難しい。
ゼロから始めるのは勇気がいる。
草野さんの歌詞の意味は定かではないが、老いについての角田さんのエッセイとシンクロして響いた。
読んでいただき、ありがとうございました。