2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

原田宗典さん「こんなものを買った」

こんにちは。 原田宗典さん「こんなものを買った」 こんなものを買った (新潮文庫) 作者:原田 宗典 新潮社 Amazon 1991年~1992年に毎日新聞で連載されていた原田さんのエッセイ。 毎回買ったものとエピソードが書かれているのだが、今から約30年前の話なの…

「大人のためのコーヒー絵本」アンヌ・カロンさん メロディ・ダンテュルクさん

こんにちは。 「大人のためのコーヒー絵本」アンヌ・カロンさん メロディ・ダンテュルクさん 大人のためのコーヒー絵本 作者:アンヌ・カロン,メロディ・ダンテュルク 日本文芸社 Amazon 私は飲食店を経営していません。 友人、知人、親戚にも飲食店を経営し…

柚木麻子さん「ランチのアッコちゃん」

こんにちは。 柚木麻子さん「ランチのアッコちゃん」 ランチのアッコちゃん (双葉文庫) 作者:柚木麻子 双葉社 Amazon アッコちゃんがタイトルだが、語り手はアッコちゃんではない。 謎めいた主要人物っていうのは謎のまま物語が進んでいった方が読み手は楽し…

川上弘美さん「三度目の恋」

こんにちは。 川上弘美さん「三度目の恋」 三度目の恋 (単行本) 作者:川上 弘美 中央公論新社 Amazon 私の大好きな川上弘美さんの小説なのだが 私の苦手な江戸時代やもっと昔の話が多く描かれていた。 川上さんの悲しげな世界は好きなので、頑張って早読みで…

柚木麻子さん「あまからカルテット」

こんにちは。 柚木麻子さん「あまからカルテット」 あまからカルテット 作者:柚木麻子 文藝春秋 Amazon ちょっと前に群ようこさんの小説を読んで女3人組っていい。 2人じゃなくて4人じゃなくて3人だと書いていたのだが、4人もいい。 社会人になって、学…

坂木司さん「アンと青春」

こんにちは。 坂木司さん「アンと青春」 アンと青春 (光文社文庫) 作者:司, 坂木 光文社 Amazon 和菓子のアンの続編。 若いっていいなーってシンプルに思った。 恋愛って縁とか巡り合わせなので、30代、40代、50、60、70代… いくつになっても素敵な恋愛は存…

坂木司さん「和菓子のアン」

こんにちは。 坂木司さん「和菓子のアン」 和菓子のアン (光文社文庫) 作者:坂木 司 光文社 Amazon 高校を卒業し、大学で勉強したい訳でもなく、何をしようか考えていた主人公杏子は、デパ地下の和菓子屋さんでアルバイトすることになった。 すごく勉強にな…

「丼マニア」ムック編集部

こんにちは。 「丼マニア」ムック編集部 丼マニア エイムック 作者:ムック編集部 ヘリテージ Amazon 全国の丼のお店を紹介している一冊。 丼はいい。 何が良いってサクッと食べることができて、値段もリーズナブルだったりする。 1人で外食が苦手な私でも丼…

坂木司さん「肉小説集」

こんにちは。 坂木司さん「肉小説集」 肉小説集 (角川文庫) 作者:坂木 司 KADOKAWA Amazon 豚肉にちなんだ短編小説。 このタイトルと表紙だけでもう読まない訳にはいかないでしょう。 小説はエンターテイメントよね。と思う短編集。 テイストはそれぞれ違っ…

平安寿子さん「Bランクの恋人」

こんにちは。 平安寿子さん「Bランクの恋人」 Bランクの恋人 (光文社文庫) 作者:平 安寿子 光文社 Amazon 短編小説。 前半の作品を楽しんで、後半は飛ばし読みだった。 平さんの着眼点、私は好きだ。 4つ目の「はずれっ子コレクター」とか好きだ。 見た目…

中居真麻さん「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?」

こんにちは。 中居真麻さん「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?」 恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか? 作者:中居 真麻 宝島社 Amazon 恋愛小説というと、どんな小説が思い浮かぶだろうか。 好きな作品はたくさんある。 運命のような出会いや、…

中居真麻さん 「私は古書店勤めの退屈な女」

こんにちは。 中居真麻さん 「私は古書店勤めの退屈な女」 私は古書店勤めの退屈な女 (日本ラブストーリー大賞シリーズ) 作者:中居 真麻 宝島社 Amazon タイトルからして、のんびりした のらりくらりな話なのかと思うんだけど なかなか深めのことをいっぱい…