こんにちは。
坂木司さん「肉小説集」
豚肉にちなんだ短編小説。
このタイトルと表紙だけでもう読まない訳にはいかないでしょう。
小説はエンターテイメントよね。と思う短編集。
テイストはそれぞれ違っている。
小説ごとに豚の部位も違っていて楽しい。
不思議な空気感から日常の感じまで面白みを持たせて描かれている。
共通していると思う点は、みんな意思がはっきりしているなと思った。
ぼんやり生きている主人公はいなかった。
タイプは違うけど、自分の「好き」がはっきりしていて羨ましい人たちばかりだなと思った。
読んでいただき、ありがとうございました。