こんにちは。
吉田修一さん「国宝(上)」
歌舞伎の世界の話。
時代とか文化が絡んでくるので、少し難しい。
軽く内容をさらって早読みした。
おもしろい。
芸の道っていうのは大変だ。
人間は感情の生き物だ。嫉妬やプライドなど様々な感情が見える。
そこに実力と持って生まれたものもあり、とても魅力的に描かれている。
華やかに見える世界には、もちろん苦労や挫折も沢山ある。
人が成長していくのも、恋愛だったり家族だったりも生々しくて、爽やかで奇麗じゃない所がすごくいい。
青春篇は、歌舞伎を初めるところから、30歳くらいまでの時期。
花道篇も楽しみだ。
読んでただき、ありがとうございました。