こんにちは。
凪良ゆうさん「神さまのビオトープ」
序盤で、なるほどそういう設定かと読み始めた。
のんびりとした世界が広がっていくかと思ったが、全然違った。
上手く生きられない身近な人たちを話題に、毎回主人公夫婦が冷静に会話している。
本音が言い合える夫婦なんだと思う。残酷な意見も多い。
そもそも上手く生きるとはなんだろうかと思う。
みんな何かを抱えていて、普通の人なんていないのかもしれない。
内容は重めだが、暗さはなく楽しく読める。
人生が思い通りにいかないと思っている人におすすめしたい一冊。
読んでいただき、ありがとうございました。