こんにちは。
「あなたのなつかしい一冊」池澤夏樹さん・編 寄藤文平さん・絵
作家や有名な方のなつかしい一冊が紹介されています。
大きめの文字で短い文章、挿絵もあり、すぐに読めます。
私がこのブログでやりたいと思っていることに近いです。
短くさくっと本のご紹介。
250記事目ということで、今日は思いの丈を書いてみようと思います。
「あなたのなつかしい一冊」は、往年の名作が紹介されていることが多いので、気持ちあらすじをしっかり書いても問題ないさそうですが、やっぱり話の内容をどこまで書くかは最も難しいです。
作家の方が0を10にする作業をしているとしましょう。
これもいろいろ論争があるようですが、0からだという見方をしてもいいと私は思います。
だって白紙から始まる訳ですからね。
私はその本を読んで楽しくなったり、心を揺さぶられたりする訳です。
そうしてその本をもっと多くの人に知ってもらいたいと思うんです。
0から10
その10を
11とか12とかにしたい。
そんなおこがましいことは思っていません。
だけどマイナスにしてしまうことはあります。
結末を書いてしまうとか、結末だけは書かないけど、読まなくても大丈夫だと思ってしまうほど内容を書いてしまうとか。
作品に対してネガティブな意見は、実は読書欲が沸く人もいます。
意味不明だったとか絶望的な気持ちになったとか。けっこう気になったりします。
その時に欲しているものも人それぞれですからね。
好みもあるし、本の魅力を伝えるのは難しいです。
読書は大変で勉強というイメージを持っている方も多いようですが、私にとっては娯楽です。
テレビドラマを見るのと一緒で習慣の問題なんです。
全く本を読まないという人に知っている作家を訊いてみたら、東野圭吾さんと村上春樹さんくらいしか知らないという人もいました。
興味がなかったなら知らなくても問題ありません。
だけど、私には羨ましいです。
作家さんは生きている限り最高の作品を生み出し続けることができる訳ではありません。
もうこの作品を超えることはないだろうと思うこともあります。
世の中にはたくさんの小説や絵本や漫画があるけれど、好きな作家さんの大好きな作品を初めて読むというのは奇跡的な出来事ですから。
私は難しい小説は読めませんから、私が最後まで読んだ小説は、誰でも読めるものがほとんどだと思います。
人生を変える1冊までいかなくても、ワクワクすることを日常にプラスできるのだから本はすごいと思います。
私のブログを読んでくださっている方はほとんどいらっしゃらないので、たくさんの人に届く訳ではないのですが、とりあえずもう少し続けていこうと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。