こんにちは。
花田菜々子さん「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」
まさにタイトルのままのことを花田さんがしたって話。
読みやすくてスラスラ進む。
こういう体験談系もけっこう読む。
ヴィレッジヴァンガードの店長をしていた本が大好きな花田さん。
私の読書ブログも本の感想をさらっと書いている。
だが、私のブログの存在を知る者はほぼいない。
花田さんとの違いは何か。
それは人に注目される努力をしているか、だ。
努力をすれば誰でも本を出版したり、ネットのサイトで人気物になれるという訳では、もちろんない。花田さんのワードセンスや立ち振る舞いの上手さみたいなものは最初から感じ取れた。対人の嗅覚の鋭さもある。
実力もしっかりした方なのはもちろんなのだが、明らかに読み進むうちに花田さんがレベルアップして、いろんなことを身に着けていっているのがわかる。
体験を通じて書かれている、大原扁理さんの「年収90万円でハッピーライフ」という低年収でも生活を楽しむという本よりも
「夢をなかえるゾウ」がジャンル的に近いように私は思う。
とにかく、花田さんの本への情熱と自分のやりたいことを実現していく力がすごい。
フリーランスの仕事をしたいと思っている人なんかにお勧めしたい一冊。
読んでいただき、ありがとうございました。