こんにちは。
お金の話。
川村さんの小説は、以前「世界から猫が消えたなら」を読んだ。
どちらも一つのテーマがあり、その事柄に関する人が一人ずつ登場して、自分の中で答えを探していくという話だ。
この形は読者にはわかりやすく、少しずつ全貌が見えてきたり、個性的なキャラクターが登場することによりワクワクが増していく。
貧乏な人とお金持ちの違いとは何だろうか。
高級ブランドを身にまとっているからと言ってお金持ちというわけではない。
それに全く興味がない人もいるし、出かける場所や会う人、用事によって服装は変わる。
高級な車や大きな家なども、何にお金を使うかは人それぞれだ。
私はコンビニは贅沢だと思うのでスーパーで買い物をするが、お金があってもスーパーで買う人もいれば、お金がなくてもコンビニをしょっちゅう利用する人もいる。
お金というテーマはとても深くて、老若男女誰でも生きている限り必要なものなので読者を選ばない小説だと思う。
読んでいただき、ありがとうございました。