こんにちは。
窪美澄さん「雨のなまえ」
恋愛短編小説。
窪さんの小説は欲望にまみれている。
このスタイルの小説をいったい何歳まで書き続けられるのだろうかと疑問に思う。
私が好きなスピッツも性がテーマの曲がいくつもあるが、音楽には音があるし、スピッツ特有の全貌が解読できない詩は、聴く人を選ばないように思う。
窪さんの小説は、性欲の塊という感じの人々が多く登場し、リアリティがあり引き込まれるのだが、年齢が上がってきても読みたいと思うかは不明だ。
だが、そこもかっこいい。
読みたい人だけ読めばいい。
書きたいものを書く。
それで生活ができている作家さんってどれくらいいるのだろうか。
読んでいただき、ありがとうございました。