梨木香歩さん「西の魔女が死んだ」

こんにちは。

梨木香歩さん「西の魔女が死んだ

 

読みやすくて、半日~1日くらいで読めると思いますが、内容は盛沢山です。

読む人によって色んな受け取り方があると思います。

 

魔女修行やおばあちゃんと田舎暮らし、生死について、人間関係など、いろんなことがいっぺんに進んでいくので飽きずに読めます。

 

私が思ったことは、中学生になったばかりの主人公まいは、自我が確立していると思いました。

 

私は、人から聞いた話を信じやすいタイプです。

特に中学生くらいの時に親の言うことは、疑うことなく受け止めていました。

 

例えば、親が隣の家の人と仲が悪かったとします。親が隣人から嫌がらせを受けたと聞くと、ひどい人なんだと私も思ったと思います。

 

ですが、隣人にも事情があるかもしれません。

話には表や裏があるなんて、中学生の時には全然考えていませんでした。

 

まいは、自分の意思がちゃんとある子だと思いました。

ですが、直感みたいなものもやっぱりあって、子どもの部分にも安心しました。

 

みんな人と関わって生きていくし、みんな死にます。

いろいろ考えさせられるのですが、さっぱり読めておもしろかったです。

 

読んでいただき、ありがとうござまいした。