瀬尾まいこさん「君が夏を走らせる」

こんにちは。

瀬尾まいこさん「君が夏を走らせる」

夏に夏の音楽を聴くように、夏に夏の小説を読む。

いろんな方法で季節を楽しむのは、結構いい。

 

「あと少し、もう少し」の続編。

 

主人公の大田君は、自分をすごく低く評価しているけど、私は大田君は素敵な人だと思う。思いやりがあって、しっかり人と向き合っている。

 

私は、何と言っても大田君の母が好きだ。

大田君というのは、不良だった中学時代があり、金髪にピアスという派手な見た目の高校生だ。

同じ高校生だと近寄り難い存在だったかもしれない。

 

大田君の母は、ちゃんと息子の成長を見守っている。大田君から母への感謝も溢れていた。

優しい高校生。相手を喜ばせようと努力ができる人なんだから胸をはってほしい。

この小説の世界に入れたなら、

お母さん、息子さんいい子ですねって言ってあげたい。

 

そして、本題である

ヤンチャ高校生✕1歳の女の子の掛け合いも楽しい。

 

いやー夏ですね。

 

読んでいただき、ありがとうございました。