奥田英朗さん「我が家の問題」

こんにちは。

奥田英朗さん「我が家の問題

いろんな家族が描かれた短編小説。

 

「ハズバンド」という小説が面白かった。

仕事ができない夫の話だ。

私の職場にも絶望的に要領が悪く、人の気持ちが全然わからない男の人がいる。

 

小学生の頃、国語が得意な子、算数、音楽、図工、体育などみんな得意分野は様々で、反対に苦手な科目で辛い思いをしていた子も多かっただろう。

 

社会に出て、自分の興味のない仕事をしている人は多いと思うが、要領が悪く、人間関係でも上手く立ち回れない人は、かなりのハードモードだ。

 

水泳の授業で泳げなかった子が、泳げないまま水泳教室の先生になることはめったにないと思うが、全然できない仕事を毎日しないといけない人は、この世に確実にいるのだ。

 

それが自分の夫となると心穏やかではない。

サラリーマンって大変だと改めて思った。

 

読んでいただき、ありがとうござました。