三浦しをんさん「きみはポラリス」

こんにちは。

三浦しをんさん「きみはポラリス

 

短編小説。

全て恋愛だ。最初と最後のが好きだった。

 

三浦さんの小説は、会話がおもしろい。

小説や漫画に思うことは、とても話が噛み合うことだ。

 

世の中の男女の別れの理由の多くは、価値観の違いらしい。

会話しているようで趣旨がズレていたり、自分の言いたいことだけを主張したり、頑固になり話になっていないことは、誰もが経験したことがあると思う。

親、兄弟、恋人、友達であっても全て理解し合うのは無理だ。

だんだんと話すのが億劫になり、話しても無駄だと思って最低限しか会話しなくなる人もいるだろう。

 

しかし、小説は気持ち良く会話が重なっていく。

現実世界で小説や漫画もびっくりするような出来事は起こるが、全てお互いの意思を理解し繰り広げられる会話は、奇跡に近いのではないかと思い読んでいる。

 

読んでいただき、ありがとうございました。