東野圭吾さん「時生」

こんにちは。

東野圭吾さん「時生」

時生 （講談社文庫） [ 東野 圭吾 ]

おもしろいですね。

産まれる前から長く生きられないとわかっていたら、その子を産まないべきなのか。

本人からその答えを聞けるのだからすごく幸せなことだと思います。

生まれてきて良かったというのなら最高だし、良くなかったというのなら謝ることができます。

そもそも人生が思い通りだという人ってどれくらいいるんでしょうね。

そして私が時生の父拓実の元彼女なら、自分を助けに来てくれた男なんて一生好きだと思いますけどね。

多くの人がさらわれることも、元彼氏が助けに来ることもない人生だと思います。

このドライな別れに一番驚きました。

案外そんなものなのかもしれませんが。

読んでいただき、ありがとうございました。