こんにちは。
若林正恭さん「ナナメの夕暮れ」
お笑い芸人のオードリー若林正恭さんのエッセイ。
オードリーはけっこう好きだ。
一時期ラジオも聴いていた。
「ナナメの夕暮れ」は、まえがきが一番おもしろかった。
申し訳ないのだが。
好みの問題だが、私が好きなエッセイは淡々と、その人から見た世界が書かれているものが好きだ。そして、地に足がついたものが好ましい。
あまりこってりしていても疲れてしまうし、空想の話もいいのだが、現実メインでお願いしたい。その点は若林さんのエッセイは読みやすいし現実だ。
だが、売れっ子芸人というポジションについてしまったことで、ふわふわしている文章が物足りなかった。
感想としては、別にいいのに。
売れない、うまくいかない、楽しめないという人じゃなくても。
若林さんが何をどんな風に吸収しているか教えてほしかった。
読んでいただき、ありがとうございました。