こんにちは。
川上弘美さん「猫を拾いに」
川上さんの短編小説はいつまでも読んでいたいくらい大好きです。
できる限りたくさんの小説を書いてほしいと願う作家さんの1人です。
同じく私が大好きな作家の向田邦子さんは、人間の感情の部分を強く感じる小説が多いです。
川上さんの場合は、もう少しさっぱりした感じの人間描写ですが、登場人物たちにいつの間にか魅了されています。
川上のさんの描く世界もやっぱり大好きです。
川上さんは小説の人物を大事にしていて、続編を書かれることがけっこうあります。
「猫を拾いに」でも「クリスマス・コンサート」という話では坂上が主人公で、「旅は、無料」という話では、坂上の友達の千絵が主人公です。
続編だとすぐにわかって、嬉しい気持ちになりました。
いつの間にか坂上や千絵のファンになっているんですよね。
作家さんによって色んな小説の世界がありますが
もし私が書いたらどんな世界なんだろうかと思います。
その世界は成立するかも不明ですが。
読んでいただき、ありがとうございました。