こんにちは。
吉本ばななさん「とかげ」
短編小説。
図書館派の私は、いつものように借りて読んだ。
図書館で借りた小説は、たまに線が引いてあったり、印がついていたりする。
不倫、略奪の小説に3か所線が引いてあった。
不倫経験者だろうか。または略奪された側だろうか。
ただただ、吉本さんの詩のような文章に惹かれたのだろうか。
短編小説は、どれもおもしろかったのだが、この線が気になり他の想像までしていた。
私は本を極力汚さないように気をつけているので、マナー違反は腹立たしいのだが、いつもいろんな想像が広がったり、その文章の良さに改めて気づいたりもする。
けど、だめ、絶対。
自分の年齢や経験によって響いてくる言葉は、変わってくると思う。吉本さんの小説は短い文章の中にもたくさんの発見がある。
読んでいただき、ありがとうございました。