こんにちは。
瀬尾まいこさん「傑作はまだ」
瀬尾さんの小説はいつも読みやすくて一気に読める。
小説は文字だけの世界だけど、やっぱり作家の方によって個性がある。
色や匂いを感じたりするのは私だけじゃないだろう。
海の話だから青とか、ひまわり畑が登場するから黄色とういうのじゃなくて色があるのだ。
同じく、ラーメン屋の話だからとかゴミ屋敷の話だからという匂いでもない。
「傑作はまだ」は、おもしろかった。
50歳の小説家の主人公と25歳の息子と人付き合いの話。
瀬尾さんの色がしていたが、匂いは今回読んだ限りではしなかった。
色やにおいがするから良いというわけではないのだが、私のお気に入りの小説は色も匂いもする。
意味不明な感想になってしまったが、自分の中に落とし込んでいつまでも留まる世界かどうかの違いなのかもしれない。
読んでいただき、ありがとうございました。