こんにちは。 坂木司さん「シンデレラ・ティース」 シンデレラ・ティース (光文社文庫) 作者:坂木 司 光文社 Amazon 「ホテルジューシー」のヒロちゃんの友達のサキ。 女子大生の夏のアルバイトのお話。 読む順番は「シンデレラ・ティース」→「ホテル・ジュ…

こんにちは。 坂木司さん「ホテルジューシー」 ホテルジューシー (角川文庫) 作者:坂木 司 KADOKAWA Amazon 自分の常識、自分の普通、自分の正義などみんな持っていると思う。 価値観というやつだ。 地元を離れて新しい環境に出たり、社会に出たり、外国に行…

こんにちは。 田口成子さん「切り身魚クッキング」 切り身魚クッキング 作者:田口 成子 家の光協会 Amazon コスパという言葉が巷でさかんに使われるずっと前から、私はコスト面で断然魚より肉派だった。 魚よりも肉が大好きっていう贔屓はない。魚だって大好…

こんにちは。 田中啓文さん「こなもん屋馬子」 こなもん屋馬子 作者:田中 啓文 実業之日本社 Amazon おもしろ系の小説はタイトルだったり、表紙からへんてこな感じが伝わってくるものが多い。 私の大好きなジャンルなのだが、お笑いには好みがある。 切ない…

こんにちは。 小川糸さん「喋々喃々」 ([お]5-2)喋々喃々 (ポプラ文庫) 作者:小川 糸 ポプラ社 Amazon おもしろかったんだけどさ。 私は小説を実際に読んでほしいので、あまり内容を書き過ぎないようにと思っているんですが。 そう思っているんですが、今回…

こんにちは。 原田宗典さん「こんなものを買った」 こんなものを買った (新潮文庫) 作者:原田 宗典 新潮社 Amazon 1991年～1992年に毎日新聞で連載されていた原田さんのエッセイ。 毎回買ったものとエピソードが書かれているのだが、今から約30年前の話なの…

こんにちは。 「大人のためのコーヒー絵本」アンヌ・カロンさん メロディ・ダンテュルクさん 大人のためのコーヒー絵本 作者:アンヌ・カロン,メロディ・ダンテュルク 日本文芸社 Amazon 私は飲食店を経営していません。 友人、知人、親戚にも飲食店を経営し…

こんにちは。 柚木麻子さん「ランチのアッコちゃん」 ランチのアッコちゃん (双葉文庫) 作者:柚木麻子 双葉社 Amazon アッコちゃんがタイトルだが、語り手はアッコちゃんではない。 謎めいた主要人物っていうのは謎のまま物語が進んでいった方が読み手は楽し…

こんにちは。 川上弘美さん「三度目の恋」 三度目の恋 (単行本) 作者:川上 弘美 中央公論新社 Amazon 私の大好きな川上弘美さんの小説なのだが 私の苦手な江戸時代やもっと昔の話が多く描かれていた。 川上さんの悲しげな世界は好きなので、頑張って早読みで…

こんにちは。 柚木麻子さん「あまからカルテット」 あまからカルテット 作者:柚木麻子 文藝春秋 Amazon ちょっと前に群ようこさんの小説を読んで女３人組っていい。 ２人じゃなくて４人じゃなくて３人だと書いていたのだが、4人もいい。 社会人になって、学…

こんにちは。 坂木司さん「アンと青春」 アンと青春 (光文社文庫) 作者:司, 坂木 光文社 Amazon 和菓子のアンの続編。 若いっていいなーってシンプルに思った。 恋愛って縁とか巡り合わせなので、30代、40代、50、60、70代… いくつになっても素敵な恋愛は存…

こんにちは。 坂木司さん「和菓子のアン」 和菓子のアン (光文社文庫) 作者:坂木 司 光文社 Amazon 高校を卒業し、大学で勉強したい訳でもなく、何をしようか考えていた主人公杏子は、デパ地下の和菓子屋さんでアルバイトすることになった。 すごく勉強にな…

こんにちは。 「丼マニア」ムック編集部 丼マニア エイムック 作者:ムック編集部 ヘリテージ Amazon 全国の丼のお店を紹介している一冊。 丼はいい。 何が良いってサクッと食べることができて、値段もリーズナブルだったりする。 １人で外食が苦手な私でも丼…

こんにちは。 坂木司さん「肉小説集」 肉小説集 (角川文庫) 作者:坂木 司 KADOKAWA Amazon 豚肉にちなんだ短編小説。 このタイトルと表紙だけでもう読まない訳にはいかないでしょう。 小説はエンターテイメントよね。と思う短編集。 テイストはそれぞれ違っ…

こんにちは。 平安寿子さん「Ｂランクの恋人」 Ｂランクの恋人 (光文社文庫) 作者:平 安寿子 光文社 Amazon 短編小説。 前半の作品を楽しんで、後半は飛ばし読みだった。 平さんの着眼点、私は好きだ。 ４つ目の「はずれっ子コレクター」とか好きだ。 見た目…

こんにちは。 中居真麻さん「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか？」 恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか? 作者:中居 真麻 宝島社 Amazon 恋愛小説というと、どんな小説が思い浮かぶだろうか。 好きな作品はたくさんある。 運命のような出会いや、…

こんにちは。 中居真麻さん 「私は古書店勤めの退屈な女」 私は古書店勤めの退屈な女 (日本ラブストーリー大賞シリーズ) 作者:中居 真麻 宝島社 Amazon タイトルからして、のんびりした のらりくらりな話なのかと思うんだけど なかなか深めのことをいっぱい…

こんにちは。 「おいしい」の、段取り 主婦と生活社 「おいしい」の、段取り: 食いしん坊14人のごはんづくり (私のカントリー別冊 暮らしのおへそ実用シリーズ) 主婦と生活社 Amazon 料理は段取り。 毎日優雅に料理をして、好きなだけ時間を掛けられる人は多…

こんにちは。 坂田阿希子さん「バケットが残ったら」 バゲットが残ったら サラダにスープ、グラタンからデザートまで 美味しくて新しい、バゲットの楽しみ方。 作者:坂田 阿希子 グラフィック社 Amazon 全部オシャレ。 サラダ、グラタン、オニオングラタンス…

こんにちは。 山内マリコさん「あたしたちよくやってる」 あたしたちよくやってる 作者:山内 マリコ 幻冬舎 Amazon 短編小説とエッセイ。 楽しく読めたの半分とかなり飛ばし読みしたのが半分くらい。 私が中学生の頃に読んでいたファッション雑誌はそれはそ…

こんにちは。 山内マリコさん「さみしくなったら名前を呼んで」 さみしくなったら名前を呼んで (幻冬舎文庫) 作者:山内 マリコ 幻冬舎 Amazon 山内さんの小説はなんだか挑戦を感じる。 安定してずーっと読んでいたいタイプの小説とは違うのだが、なんだかそ…

こんにちは。 群ようこさん「こんな感じ」 こんな感じ (幻冬舎文庫) 作者:群ようこ 幻冬舎 Amazon 「なたぎり三人女」の続編。 なたぎり三人女で40歳前後だった女３人の10年後の話なのだが、そんなに老いはやってくるのかってくらいみんな体調がよくなくて恐…

こんにちは。 群ようこさん「なたぎり三人女」 なたぎり三人女 (幻冬舎文庫) 作者:群ようこ 幻冬舎 Amazon 独身女性にとって夢のような話？かもしれない。 収入の安定した40歳前後の女三人で、夜中にテレビゲームをしたり、旅行に行ったり、クリスマスを過ご…

こんにちは。 群ようこさん「三人暮らし」 三人暮らし (角川文庫) 作者:群 ようこ KADOKAWA Amazon 短編小説だが、それぞれ女三人で暮らす話。 友達と同居するのってどうなんだろうと考えたことはある。 １人で住むのと同じ金額の家賃を払って２、３人で部屋…

こんにちは。 船橋律子さん「六甲かもめ食堂の野菜が美味しいお弁当」 六甲かもめ食堂の野菜が美味しいお弁当: 少しの仕込みで生み出す毎日食べたくなる味 作者:律子, 船橋 誠文堂新光社 Amazon 運動会のようなピクニックのような。私にはゴージャスなお弁当…

こんにちは。 奥田英朗さん「我が家のヒミツ」 我が家のヒミツ (集英社文庫) 作者:奥田 英朗 集英社 Amazon 短編集ですが、一応シリーズものが１作あるので 順番は「家日和」→「我が家の問題」→「我が家のヒミツ」で読むのがおすすめです。 奥田さんが描く家…

こんにちは。 群ようこさん「婚約迷走中」 婚約迷走中 パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫) 作者:ようこ, 群 角川春樹事務所 Amazon パンとスープとネコ日和の第４弾。 主人公アキコのお店で働くしまちゃんが結婚することになった。 体育会系のしまちゃんと…

こんにちは。 伊藤まさこさん「ちびちびごくごく お酒のはなし」 ちびちび ごくごく お酒のはなし 作者:伊藤 まさこ PHP研究所 Amazon 家飲みを楽しくするレシピとうつわの本。 アンチョビ、香草、山椒、オイルマリネ、ローズマリー、ナンプラー、ゴルゴーニ…

こんにちは。 群ようこさん 「優しい言葉」 優しい言葉―パンとスープとネコ日和 作者:群 ようこ 角川春樹事務所 Amazon パンとスープとネコ日和の第３弾。 アキコのお店は、サンドイッチとスープとサラダと小さいフルーツで1,000円。メニュー数は多くない。 …

こんにちは。 群ようこさん「福も来た」 福も来た―パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫) 作者:ようこ, 群 角川春樹事務所 Amazon 小、中、高校と国語の授業があった。 文章を読んで、その意図を読み取るというのはテストの定番だった。 「福も来た」は、なん…