こんにちは。 三浦しをんさん「神去なあなあ夜話」 神去なあなあ夜話 神去なあなあシリーズ (徳間文庫) 作者:三浦しをん 徳間書店 Amazon 「神去なあなあ日常」の続編。 神去村の伝説だったり、神様だったりのお話。 どこの地域にも歴史や物語はあるだろう。…

こんにちは。 角田光代さん「ドラママチ」 ドラママチ (文春文庫) 作者:角田 光代 文藝春秋 Amazon 8人の「待つ」女が描かれた短編小説集。 恋愛や人間関係で「待つ」という行動は大事だと思う。 恋愛で追いかけ過ぎると相手は逃げたくなることが多いと思う…

こんにちは。 三浦しをんさん「神去なあなあ日常」 神去なあなあ日常 作者:三浦しをん 徳間書店 Amazon 高校を卒業して、都会から田舎の山奥に移り住み林業をすることになった勇気。 漫画みたいにいろんなことが起きるのだが、田舎出身の私としてはちょっと…

こんにちは。 「暮らしの図鑑 うつわ」翔泳社 暮らしの図鑑 うつわ 楽しむ工夫×注目作家55人×基礎知識 翔泳社 Amazon 最近、NISAとかiDeCoとかやろうかと思って、雑誌を買って少し勉強していたので、そのことを書こうと思っていたんだけど。 暑くて文章を考…

こんにちは。 竹下さくらさん「幸せなひとり老後を送るためのお金の本」 幸せな「ひとり老後」を送るためのお金の本 作者:竹下さくら 秀和システム Amazon 人生何が起こるかわからない。 １人で生活していく様々な備えだったり、ライフプランを紹介してくれ…

こんにちは。 三浦しをんさん「木暮荘物語」 木暮荘物語 (祥伝社文庫) 作者:三浦 しをん 祥伝社 Amazon 完全に私の好みである。 おんぼろアパートの住人や住人である繭の職場という狭い世界で様々な恋愛模様がある。 私の好きなアパート＆商店系という最強の…

こんにちは。 奥田英朗さん「ララピポ」 ララピポ (幻冬舎文庫) 作者:奥田 英朗 幻冬舎 Amazon 奥田さんの小説は、おもしろ系も好きだし、「ララピポ」みたいにちょっと幸せじゃない世界の人々もとてもリアルで読み応えがある。 お金と性の問題は無くなるこ…

こんにちは。 町田そのこさん「コンビニ兄弟」 コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―（新潮文庫nex） 作者:町田そのこ 新潮社 Amazon 町田さんの小説を読むのは２冊目なのだが、デビュー作とテイストは少し違っていた。 悩みや問題を抱えた人が日々頑張…

こんにちは。 群ようこさん「おたがいさま」 おたがいさま れんげ荘物語 (ハルキ文庫) 作者:群ようこ 角川春樹事務所 Amazon 仕事を早期退職し、月１０万円で暮らしている独身女性のキョウコ。 周りの人々が変化していくなか変わらず、れんげ荘というボロア…

こんにちは。 みうらじゅんさん 宮藤官九郎さん「世界全体会議」 みうらじゅんと宮藤官九郎の世界全体会議 (集英社文庫) 作者:みうら じゅん,宮藤 官九郎 集英社 Amazon 下ネタ満載で、２人ともおもしろい。会話の相性も良く、ずっと読んでいられる。 男女の…

こんにちは。 桜木紫乃さん「それを愛とは呼ばず」 それを愛とは呼ばず (幻冬舎文庫) 作者:桜木紫乃 幻冬舎 Amazon 女の人の人生は、男の人によって大きく変わることがある。 これは誰もが知っていることだ。 その逆もある。 能力のある女性だったり、美しい…

こんにちは。 角田光代さん「太陽と毒ぐも」 太陽と毒ぐも (文春文庫) 作者:角田 光代 文藝春秋 Amazon 恋愛短編小説。 いわゆる価値観の違いというやつ。 こういうの、角田さんは本当にうまいと思う。 何かを好き過ぎたり、どこかだらしなかったり、自分の…

こんにちは。 町田そのこさん「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」 夜空に泳ぐチョコレートグラミー（新潮文庫） 作者:町田そのこ 新潮社 Amazon 好きな作家さんが１人増えた。 この小説が、町田さんの最初の単行本だということがすごい。 小説の最後に吉田伸…

こんにちは。 本美志津子さん「はじめての焼きたてパン」 はじめての焼きたてパン (Sweet Sweets Series) 作者:本美 志津子 成美堂出版 Amazon 私は粉もの料理が好きだ。 ワクワク感が半端ない。 中でも、パンのワクワク感は最上級だと思う。 粉を混ぜ合わせ…

こんにちは。 水野敬也さん「夢をかなえるゾウ４ ガネーシャと死神」 夢をかなえるゾウ４ ガネーシャと死神 作者:水野敬也 文響社 Amazon シリーズ４作目。 死神の話。 ガネーシャというインドの神様が課題を与えて、人が成長していくって話なのだが、前半部…

こんにちは。 劇団ひとりさん 中居正広さん 古市憲寿さん「ピンポンパンポンプー」 ♪ピンポンパンポンプー [ 中居正広 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 「中居正広のニュースな会」というテレビ番組をたまたま見ていて、この絵本のことを知った。 2020年の11…

こんにちは。 群ようこさん「作家ソノミの甘くない生活」 作家ソノミの甘くない生活 (角川文庫) 作者:群 ようこ KADOKAWA/角川書店 Amazon 群さんの小説は、エッセイか小説かわからなくなるくらい群さんの生活が反映されている話が多い。 ソノミは独身の作家…

こんにちは。 伊礼智さん 伊礼智の「小さな家」70のレシピ 伊礼智の「小さな家」70のレシピ (エクスナレッジムック) 作者:伊礼 智 エクスナレッジ Amazon 私は家に対する憧れは特にないと思う。 賃貸アパートを何度か引っ越して、間取りを見たり、実際に物件…

こんにちは。 窪美澄さん「雨のなまえ」 雨のなまえ (光文社文庫) 作者:窪 美澄 光文社 Amazon 恋愛短編小説。 窪さんの小説は欲望にまみれている。 このスタイルの小説をいったい何歳まで書き続けられるのだろうかと疑問に思う。 私が好きなスピッツも性が…

こんにちは。 川村元気さん「億男」 億男 (文春文庫) 作者:川村 元気 文藝春秋 Amazon お金の話。 川村さんの小説は、以前「世界から猫が消えたなら」を読んだ。 どちらも一つのテーマがあり、その事柄に関する人が一人ずつ登場して、自分の中で答えを探して…

こんにちは。 尾崎世界観さん「母影」 母影 作者:尾崎世界観 新潮社 Amazon 私の少ない知識から、尾崎世界観さんという方が音楽の仕事をしていることと、芥川賞の候補になった小説を書いたということは知っていた。 図書館で見かけて、手に取ってみた。 薄い…

こんにちは。 水野仁輔さん「喝采！家カレー」 喝采！家カレー 作者:水野仁輔 主婦と生活社 Amazon 市販のルウで作るカレーレシピ。 いつも中辛ルウの私は、数種類登場するルウがだいたい食べたことがあり、嬉しい。 カレールウは失敗しないから良い。 家カ…

こんにちは。 ワタネベマキさん「何も作りたくない日はご飯と汁だけあればいい」 何も作りたくない日はご飯と汁だけあればいい 作者:ワタナベ マキ KADOKAWA Amazon ですよね。と思う料理本。 夜ごはんは、仕事から帰って簡単に作ってすぐ食べたい。 最初の…

こんにちは。 坂木司さん「ホリデー・イン」 ホリデー・イン (文春文庫) 作者:司, 坂木 文藝春秋 Amazon 「ワーキング・ホリデー」という作品のキャラたちを主役とした短編小説集。 国民的漫画の永遠の幼稚園児だったり、永遠の小学生だったり、思い浮かぶキ…

こんにちは。 瀬尾まいこさん「傑作はまだ」 傑作はまだ 作者:瀬尾まいこ ソニー・ミュージックエンタテインメント Amazon 瀬尾さんの小説はいつも読みやすくて一気に読める。 小説は文字だけの世界だけど、やっぱり作家の方によって個性がある。 色や匂いを…

こんにちは。 重松清さん「きよしこ」 きよしこ（新潮文庫） 作者:重松 清 新潮社 Amazon 吃音の少年のお話。 少年とは、重松さん自身のようだ。 言葉がつっかえてしまう吃音。 重松さんの小説が彩り豊かなのは、発音が苦手な言葉を違う言葉に置き換える力が…

こんにちは。 群ようこさん「母のはなし」 母のはなし (集英社文庫) 作者:群 ようこ 集英社 Amazon 母親とは、不思議な存在だと思う。 子どもの頃は絶対的な存在であり、彼女の意見が全て正しいのだと思っていた。 しかし、大人になってみると、私の母は結構…

こんにちは。 ケンタロウさん「ケンタロウの洋食 ムズカシイことぬき！」 ケンタロウの洋食 ムズカシイことぬき！ (講談社のお料理ＢＯＯＫ) 作者:ケンタロウ 講談社 Amazon 料理をちゃんとするようになって、よく作るのは洋食だった。 ハンバーグ、カレー、…

こんにちは。 川上弘美さん「晴れたり曇ったり」 晴れたり曇ったり (講談社文庫) 作者:川上弘美 講談社 Amazon エッセイ。 「晴れたり曇ったり」は気分というか浮き沈みの方の話だ。 私は、川上さんの短編小説が特に大好き。 いつもワクワクしたり、心をフワ…

こんにちは。 劇団ひとりさん「浅草ルンタッタ」 浅草ルンタッタ (幻冬舎単行本) 作者:劇団ひとり 幻冬舎 Amazon お笑い芸人の劇団ひとりさんの小説。 「陰日向に咲く」「青天の霹靂」から３作品読んだが、私はひとりさんの書くものが好きだ。 登場人物の紹…